エルメのAPI・Webhookで何が変わる? 外部からタグ付けを試しました

エルメのAPIを使って、外部から自分の友だち情報にタグを付けられました。

確認したのは、本人1名へのテストタグの追加です。ほかのサービスとの接続や、Webhookを使った一連の自動処理は、まだ試していません。

「顧客管理表を更新したあと、エルメにも同じ情報を入れている」

そんな二重入力を減らす方法として、API連携が使えるかもしれません。たとえば、相談が終わった人に、外部のシステムから『相談済み』タグを付ける使い方です。

2026年9月30日、僕のエルメアカウントにAPI連携・Webhook転送の設定が表示されていることを確認しました。まず試したのは、タグを1つ付ける操作でした。

目次

外部からタグを付け、既存のタグも残っていることを確認しました

テスト用のタグを用意し、僕自身の友だち情報に追加しました。タグを付けても、ほかの処理が動かない設定にしてあります。

確認した流れは次のとおりです。

  1. 外部からAPIでテストタグを追加する。
  2. 追加後の友だち情報を読み直す。
  3. テストタグが付いていることと、既存のタグが残っていることを確かめる。

管理画面のログにも、APIからのアクションとして記録されていました。

『エルメの画面を開いて操作しなくても、外部からタグを付けられる』。ここまでが今回確認できたことです。

今回の検証範囲を整理すると、次のとおりです。

確認する内容今回の結果
本人1名へのテストタグ追加確認済み
既存タグが残っていること確認済み
管理画面のAPIアクション記録確認済み
顧客管理システムとの連動未検証
Webhookを使った一連の自動処理未検証
複数人への処理・失敗時の再実行未検証

今回の結果だけで、業務全体を自動化できたとは言えません。

APIはエルメを操作し、Webhookは外部へ知らせます

APIとWebhookは、情報が動く向きで考えると分かりやすくなります。

APIは外部システムからエルメへ操作を依頼し、Webhookはエルメ・LINEから外部システムへ出来事を通知する流れ

図は仕組みの説明です。業務システムとの連携を実証した画面ではありません。

仕組み情報の向き使い方の例
API外部システム → エルメ指定した友だちにタグを付ける
Webhookエルメ・LINE → 外部システムタグの変更を外部へ知らせる

API(Application Programming Interface)は、外部からシステムの機能を使うための窓口です。エルメでは、外部のシステムからタグを付けたり、友だち情報を更新したりする操作に使います。

外部システム → エルメ

たとえば、顧客管理システムで相談の終了を記録し、その人にエルメの『相談済み』タグを付ける。これは、APIを使う活用案です。

Webhookは、出来事が起きたときに、指定した外部の受信先へ通知する仕組みです。

エルメ・LINE → 外部システム

エルメでタグが変わったことを外部へ知らせ、受け取った側で顧客管理表を更新する。こちらはWebhookを使う活用案です。通知を受け取るだけでは表は更新されないので、受信する側にも処理を用意します。

なお、LINEから届いたWebhookの転送と、エルメ独自のイベント通知は別の設定です。APIだけを使うなら、Webhook転送の設定は要りません。公式APIリファレンスでも、2つの仕組みは独立して利用できると案内されています。

二重入力を減らすには、同じ人の情報を結び付ける必要があります

相談後のタグ付けを自動化するなら、『顧客管理表のこの人は、エルメのどの友だちか』を決めておく必要があります。

相談完了の記録があっても、タグを付ける相手が分からなければ処理を進められません。外部側からAPIを呼び出す処理も用意します。

整理するのは、たとえば次の3点です。

  • どの記録をきっかけにするか。相談完了を入力したとき、など。
  • エルメのどの友だちに反映するか。
  • 何を変えるか。『相談済み』タグを付けるのか、友だち情報を更新するのか。

僕が今回試したのは、このうち『指定した友だちにタグを付ける』部分です。顧客管理システムから相談記録を受け取るところまでつないだ実績ではありません。

料金・対象プランと、必要な機能の提供状況は確認してください

API連携・Webhook転送の対象プランや追加料金は、2026年9月30日に確認した公式資料では、明記を確認できませんでした。利用前に公式窓口へ確認してください。

『無料で使える』『全プランで利用できる』とは、この記事では断定しません。

同日に確認した公式資料では、機能がPhase1・Phase2・Phase3に分かれています。公式操作マニュアルには、段階的なリリース予定として案内されています。

  • Phase1:友だち情報の取得・更新、タグ操作、メッセージ送信、シナリオ操作など。WebhookではLINEの通知転送と、タグ・友だち情報の変更通知。
  • Phase2:フォーム回答や予約などの通知。
  • Phase3:決済に関する通知。

公式資料に載っている機能を、すべて利用できるものとしてまとめないようにしています。フォーム・予約・決済との連携を考える場合は、必要な機能の提供状況を個別に確認してください。

試すなら、タグを1つ付けるところから

最初は、いま二重入力している作業を1つ選ぶと、試す内容を絞れます。

相談後のタグ付けなのか、顧客の状態の更新なのか。その作業から、APIで操作する部分とWebhookで通知を受ける部分を整理していきます。

テストするときは、タグを付けた際に配信やシナリオが動く設定になっていないかも確かめてください。テスト用の対象とタグで動きを確認してから、実際の運用へ進めます。

エルメを使っていて二重入力を減らしたい方は、『いま使っているツール』と『手で繰り返している作業』をLINEで教えてください。対応できる範囲を確認しながら、連携の進め方を一緒に整理します。

Smart LINEはL Message(エルメ)の認定代理店として、LINE運用の設計・構築を支援しています。

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参考資料・関連記事

検証日と元記事の公式資料確認日は2026年9月30日です。この記事は、その時点の検証範囲を伝えるものです。

用語

API:Application Programming Interface。外部からシステムの機能を利用するための窓口。

Webhook:出来事が起きたとき、指定した外部の受信先へ通知する仕組み。

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