LINE公式アカウントのあいさつメッセージ。「登録ありがとう」の次に伝えたいこと

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三原 努 / Smart LINE
LINEの友だちは増えている。でも、登録後の問い合わせや申込みには、思ったほどつながっていない。
そんなとき、最初に届く「あいさつメッセージ」を、自分でも読み直してみてください。登録へのお礼やサービス紹介は書いてあるけれど、読んだ人が次に何をすればいいのかは、見つけにくくなっていないでしょうか。
僕が先に確かめたいのは、文章のうまさより『登録した目的を、その場で果たせるか』です。資料が欲しくて登録した人なら、まず資料にたどり着けること。相談したくて登録した人なら、相談の送り方が分かること。
まずは、そこで迷わせない。
それを決めてから、自己紹介やサービス案内を足していきます。
登録する前に、何を約束していたか
あいさつ文を直すときは、友だち追加を案内しているページやチラシも並べて見ます。
たとえば「講座選びのチェックリストをプレゼント」と書かれていたなら、登録した人は、その資料を待っています。最初に長い自己紹介が続くと、受け取る場所を探さなければなりません。
「日程や受講についてLINEで相談できます」と案内していたなら、相談内容を送ってよいことや、返信の目安が必要です。
登録してほしい側の説明と、登録した人が欲しいものは、同じとは限りません。まずは、登録前にした約束を1行で書いてみてください。それが、あいさつメッセージの冒頭に置く内容です。
最初のメッセージは、次にすることが見える順に
LINE公式アカウントのあいさつメッセージは、友だち追加の際に送れる標準機能です。あいさつメッセージの公式マニュアルで、作成・保存や送信設定を確認できます。
文章を組み立てるときは、お礼の後に、登録前に約束したものの受け取り方を置きます。その次に、このLINEで届く情報と、質問の送り方を添えていきます。
自己紹介が必要なサービスもあります。ただ、経歴をすべて書くより、「誰から、何について届くLINEなのか」が分かる短い紹介から始めてはどうでしょうか。
読んだ人が最初に選ぶ行動も、1つを目立たせます。資料、動画、予約、商品一覧、別の交流サイトと、全部を同じ強さで並べると、どこから見てほしいのかがぼやけてしまいます。
登録前の約束と、最初の案内をそろえる
- 01
登録前の約束
何を受け取れるか
例:チェックリスト - 02
約束したもの
受け取り方を先に
例:資料を受け取る - 03
次の行動
迷わず進める案内
例:質問を送る
資料配布の場合の例。相談が目的なら、最初に相談の送り方を案内する。
資料配布を約束した場合の文例
たとえば、講座選びの資料を配るアカウントなら、次のような案内が考えられます。実在する講座の配信文ではなく、構成を説明するための例です。
「友だち追加ありがとうございます。
講座選びのチェックリストは、下の『資料を受け取る』からご覧いただけます。
このLINEでは、講座の日程や、受講前によくいただく質問をご案内します。
気になることがあれば、このトークに質問をお送りください。」
この文面を使うなら、実際に『資料を受け取る』というリンクやボタンを設置します。個別返信を受け付ける設定と、返信できる体制も必要です。
特典を受け取るのに別の登録が必要なら、そのことも先に説明しておきます。押してから初めて条件が分かる案内にはしません。
相談が目的のアカウントなら、資料の受け取り案内を、質問を送る案内に替えます。「検討している講座と、気になっていることを送ってください」など、最初に伝えてほしい内容まで示すと、相手も書き始めやすくなります。
長くなったら、最初に必要なものを残す
あいさつメッセージを作っていると、知ってほしいことが次々に出てきます。受講の流れ、講師の紹介、お客様の声。どれも不要というわけではありません。
ただ、資料を受け取る前に全部読んでもらう必要があるかは、別に考えたいところです。
最初のメッセージには、約束したもの、次の行動、必要な注意事項を残します。詳しい説明は、案内先のページや後の配信で届ける形も選べます。
逆に、参加条件や費用など、判断に必要な情報まで削るのは避けましょう。短くすること自体が目的になると、質問が増えてしまいます。
スマホで開き、最初に何が目に入るかを見てください。資料の受け取り方が自己紹介の下に埋もれていたら、先に移す。それだけでも直せる箇所が見つかります。
保存後は、届き方とリンク先を確かめる
確認したいのは、文章の誤字だけではありません。あいさつメッセージの送信が有効になっているか、リンク先で約束した資料や案内が開くかも見ます。
公式マニュアルには、初回の友だち追加時だけ送信する設定もあります。ブロック解除で確認する場合は、その設定によって再送されないことがあります。届かないからといって、本文の設定ミスと決めつけず、送信条件も確認してください。
テストでは、できれば自分以外の人にも、登録前のページから友だち追加まで試してもらいます。「次に何をしたらいいと思う?」と聞けば、作った本人には当たり前だった部分が伝わっているか分かります。
拡張ツールを使う場合は、LINE公式側とツール側の両方からあいさつが届かないかも、実機で確かめておきます。
見直すのは、開封の先にある行動
あいさつメッセージの分析では、開封やクリックなどを確認できます。ただし、分析の公式マニュアルには、期間が7日未満の場合や、各項目の数値が20未満の場合は数値が表示されないという条件があります。
数字が見えない時期に、反応がゼロだと決めつける必要はありません。資料のリンク先や実際の問い合わせも合わせて確認します。
見直すときは、「文章を読まれたか」から一歩進めて、受け取ってほしかった資料に進めたか、相談したい人が質問を送れたかを見たいところです。
まず、今のあいさつ文と、友だち追加を案内しているページを並べてみましょう。登録する前の約束に、最初のメッセージが答えているか。そこから直すと、足す言葉と減らす言葉を選びやすくなります。
機能・仕様の確認先
確認日:2026年9月24日。機能や利用条件は変更されるため、設定・契約の前に公式の案内もご確認ください。
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